普段はハイボールしか飲みません

タイトルのとおりです。たまに焼酎も飲みます。家飲みのときはウィスキーのロックがデフォルトです。

DVDレビュー:ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-

ゼブラーマンが非常に面白かったので、期待しながらPrime Videoで観た。

どうしてこうなった?って言葉が一番正しいだろう。ホンマに「どうしてこうなった?」としか言いようがない。

クドカンの脚本は、奇をてらう面は確かに多いのだが、それが当たると『海女ちゃん』や前作のようにコミカルだけどそれだけじゃない、良質な作品が出来上がる。が、時々暴走するとどうしようもない駄作が産まれる。って思ってるんだけど、これはやっぱり暴走しちゃったんだろうなぁ。三池崇史クドカンの暴走を止めなかったのだろうか?

仲里依紗のエロいコスチュームは確かに良いのだけど、そこが見どころだからなぁ。

ゼブラーマンとしての正体がバレたことによって、妻や子供に出ていかれ、仕事にも行けず、平穏な生活が崩された、というのはうまい演出だと思った。ただ、その後は観ている人間を置いてけぼりにして変な方向へ失踪しちゃう。

続編は僕も期待してたんだけど、コレジャナイんだよ。もうね、最初の5分が終わった後の圧倒的なコレジャナイ感がすごい。

前作からそのままやるのは嫌だったんだろうけど、前作の意味が全くないよね。無理からこじつけてるけど、別に「ゼブラーマンである必要、なくね?」としか思わないし。で、最後合体して宇宙人を食べるって。

これは「仲里依紗がエロい」「永野芽郁が大根」「クドカン人脈でキャストはやたらと豪華」ってところを楽しみに観る感じかな。ストーリーとかだいぶどうでもいいね。

クドカンの暴走を見ると、三谷幸喜の暴走の少なさはさすがやなぁ、と思わざるを得ない。